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2016.09.21

介護センター高陽、地域ケア会議に参加【広島】

秋の気配も次第に濃くなり、穏やかな好季節となってきました。 
こんにちは、サンキ・ウエルビィ介護センター高陽の寄東です。

このたび、特別養護老人ホーム『くちた園』様の地域交流スペースにて、口田地域包括支援センター主催の地域ケア会議に参加してきました。

地域ケア会議とは、様々な立場の専門家または関係者(ステークホルダー)が、高齢者が住みなれた地域で“その人らしい”生活を続けていくために、どのような支援や地域との繋がりが必要かを話し合うものです。

今回のテーマは「住み慣れた自宅で最期を迎えるために必要な支援について」

検討事例として、弊センターが関わらせていただいた利用者さまについて取り上げていただきました。 
がん末期の方を自宅で看取ることを支援したケースを議題として、 
①個別課題の解決のための地域ケア会議 
②地域課題解決のための地域ケア会議 
の2つのパターンに分けて、参加者で模擬会議を行ないました。

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今回の会議出席者は、主治医、居宅ケアマネジャー、訪問薬剤師や訪問看護師、理学療法士、福祉用具相談員、民生委員、地域包括支援センター職員など、専門領域は多岐にわたります。

会議で話し合うことによって、自分の専門領域から提供できることや、他の専門家に協力できることがお互いに理解できるようになりました。

また、専門職種だけでなく、民生委員等、地域の方とどのように関わればいいのかについても、実情を踏まえた具体的な案が出てきたり、ぐっと踏み込んだ関係性に結びつくことができました。

今回の模擬会議で、包括的支援や地域連携の重要性と、それを実現するための足がかりを見つけられた気がします。

この研修を今後の仕事につなげていきたいと思います。

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