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2016.08.17

小規模多機能における看護の役割Vol.3

毎日厳しい暑さが続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか。

こんにちは、サンキ・ウエルビィ小規模多機能センター吉島の上手です。

7月27日(水)に第3回目となる小規模多機能部会の看護師研修を開催しました。

※「部会」についての説明は→こちら

看護師研修最終となる今回のテーマは「多職種連携」です。

サンキ・ウエルビィ_第3回小規模多機能部会_看護職研修-1

午前中は教育研修課統括課長であり看護師でもある深井が教壇に立ち、多職種連携についての考え方について講義をしました。

サンキ・ウエルビィ_第3回小規模多機能部会_看護職研修-2

高齢者の暮らしを支えていくためには、介護だけでなく、看護や医師、薬剤師等、様々な専門職による連携が必要です。

まずは、事業所の地域における役割と、看護スタッフ自身の専門性をしっかりと理解した上で、関係機関とホウ・レン・ソウをしあい協力関係を築いていきます。

利用者さまの状態や、生活、思いを日々観察しながら、必要なケアを提供できるような環境を作っていく・・・

住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を進めるにあたり、小規模多機能センターに求められることは何かを学びました。

昼休憩では、3回目とあって和気あいあいと話をしながら、しばしのリラックスタイム。

サンキ・ウエルビィ_第3回小規模多機能部会_看護職研修-3

午後からは、小規模多機能センター祇園の主任前田による多職種連携の事例発表と、小規模多機能センター呉のセンター長前西による事例検討の題材を元に、皆でグループワークを行いました。

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「小規模多機能センターといえど、何もしなければ無機能である」と言われるなか、知恵や工夫によって地域を巻き込んだ介護サービスを創造し、地域密着型サービスとして期待される機能を発揮できるかを話し合いました。

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利用者さまを取り囲んで、どのような多職種連携ができるか・・・どのグループも、様々な形の連携方法を考えてくれました。

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各グループの発表を聞きながら、それぞれのグループが、何を重視して連携体制を作っているのか、お互い学びあうことができました。

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全3回の研修を終え、最後は皆で記念撮影。

「ウエルビイ~」の掛け声にあわせて、笑顔で写真を撮りました。

サンキ・ウエルビィ_第3回小規模多機能部会_看護職研修-8

「日ごろ感じている疑問などが解決できた」「他事業所の交流ができ、意見交換などできて良かった」「今回が最後の研修なのが残念…」などアンケートで沢山感想を貰いました。

今後も、部会として専門性を高めるために各研修会を行っていきたいと考えています。

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