8月5日から7日の3日間、市の障がい者職業能力開発プロモート事業への参加活動の一環で、就労移行支援サービス　ウエルビィジョブ広島南に特別支援学校の生徒さんとご家族、学校教員の方が見学に来られました。

就労移行支援サービスの説明を聴いていただいた後、ワークサンプルの体験もしていただきました。

計量をするのは初めてだったとのことで、周りの大人が見守る中、緊張しながら作業をされ、終わった後にホッとされた様子が印象的でした。

いつも利用者さまに朝礼の司会をしていただいているのですが、「見学の方へ何かコメントを・・・」と、急遽お願いしましたところ、「体験実習を受けられる方がおられます。」と、利用者さまにも見学者の方にも気を配った挨拶をしてくださり、普段の訓練の成果を発揮してくださった姿に、スタッフたちも感動。

｢他の人に見られている｣という普段にはない環境が、利用者さまにも良い刺激となったようです。

7日は、消費生活センターの相談員の方を講師としてお招きし、『みんなで防ごう、悪質商法』の講義をしていただいたので、見学者の方にも途中まで参加していただきました。

 電動車いすの生徒さんも来てくださったのですが、どの机も高さが少し合わないようで、その様子を見て、『身体障がい者の方に利用していただくには施設環境をもっと検証する必要があるのだな』と気づかされました。

施設見学の後にアンケートを書いていただき、

「まったく知らなかった就労移行支援サービスのことを詳しく学べて、大変参考になった。」

「子供の将来のライフプランを支えるサービスのひとつとして、検討していけたらと思います。」

と、いった感想をいただきました。

今後も、広島を支える障がい者支援サービス事業所のひとつとして、地域と連携した活動に取り組んでまいりたいと思います！